ブログの開設に合わせてTwitterを始めた私ですが、そこで気がついたことがあります。
それは「タイ在住でもプーケットには行ったことがない人がそこそこ多い」ということです。
タイのお天気については大体知ってるよーという方でもバンコクとプーケットで何が違うか知る機会は少ないのでは?
結論として、大気汚染が気になる乾期もプーケットなら澄んだ青空が拝めます!
また、服装の面ではリゾート地なので高級ホテルでもバンコクのようにお堅いドレスコードがありません。
ここではプーケット在住のいほーじんが、プーケットの季節とバンコクとの違い&注意点について詳しく解説していきます。
プーケットの気温と服装【注意点】
それではまず、気温を見てみましょう。
プーケットの平均気温は最高31~33℃、最低でも24℃程度で寒さを感じることはほぼありません。
タイ北部では(バンコクでも一時的に)11月~2月の乾期に気温が大きく下がるので長袖や靴下が必要ですが、プーケットではその必要がありません。
プーケットではの基本的に「日本の夏と同じ」服装で問題ありません。
肌にぴたっと張り付く服よりもリネンや麻のサラッとした素材で、できる限り着心地の良い服を選んだ方が後悔しないと思います。
もちろん旅先でリゾート着に着替えて写真撮影される方は、思いっきりお洒落して下さい!
高級ホテルで食事だけするけどドレスコードはある?
バンコクの5つ星ホテルに入っている高級レストランやルーフトップバーにはドレスコードがあり、男女ともにTシャツ+短パン+ビーサンといったカジュアル過ぎる服装では入ることができないお店もあります。
しかし、プーケットはビーチリゾートなので5つ星ホテルであってもドレスコードを設定しているレストランは存在しません(私の知る範囲では)。
例外としてビーチクラブのコンセプトパーティなど、イベントでドレスコードが設定されることもあります。
プーケットでお寺に行く予定ある?
タイ旅行での注意点としてよく挙げられるのがお寺での参拝マナーです。
ノースリーブの服やミニスカートではお寺に入れないということが徐々に認知されてきていますが、そもそもプーケット旅行でお寺に行く予定ありますか?と問いたいのです。
お寺に行く場合、タンクトップ、キャミソール、ヘソ出しルック、ショートパンツ、ミニスカート、半ズボン、ダメージジーンズは不可です。
バンコクとは異なり観光先として紹介されるプーケットの主要なお寺は2カ所しかありません。
この2カ所のどちらかが旅程に入っていなければ、お寺NGの服装は気にしなくてOKということになります(*^_^*)
プーケットのお寺:ビッグブッダ
プーケットの幹線道路を走っていて山の上に白いビッグブッダが見えてきたら島南部にいる証です。
カタビーチの裏山にある高さ45メートル、真っ白な大理石でできた仏像の周りは島を見渡すビューポイントとしても人気があります。
プーケットのお寺:ワットシャロン
プーケットで最も大きな寺院で19世紀、中国からの移民が起こした大暴動を奇跡的に制圧した位の高い僧侶が祀られています。
この僧侶の奇跡が宿る場所としてプーケットのパワースポットと呼ばれています。
プーケットの季節:バンコクとの比較
日本の四季のように大きく天候が変わることはなく常夏です!
熱帯モンスーン気候に属し(日本は温暖湿潤気候)乾期、暑期、雨期の3つの季節があります。
ここまではバンコクと変わりません。
- 11月-2月 → 乾期
- 3月-4月 → 暑期
- 5月-10月 → 雨期
バンコクと大きく比較できる点は湿度だと感じます。
バンコクと湿度の高さは大きく変わりませんが大都市バンコクと比較してリゾート地のプーケット自然が多く体感的に蒸し暑さが軽減されるはずです。
ただし、日本と比較するとかなり蒸し暑いことに変わりありません。
プーケット:乾期・暑期・雨期の降水量
東京の降水量の月合計値(mm)
※梅雨の6月の降水量は100~200mm程度、台風の影響を受ける9、10月は500mmを越えることもあります。
雨の量で見ると、雨期のプーケットはとても雨が多い様に感じますが早朝と夕方スコールが1時間ほど降りその後カラっと晴れるので、9、10月、台風が直撃しなければ滞在中ずっと雨になる確率は低いと言えます。※気象庁HPより
プーケットの季節:乾期(11月-2月)気候的ベストシーズン
11月、乾期に入るとスコールが降る頻度が下がり、12月頃にはお天気の日が続くようになります。
この時期になるとプーケットの海はガラッと表情を変え、格段に海の透明度が上がります。
初めてプーケット旅行は雨季を避け、乾期か暑期に訪れることをおすすめします。
服装の注意点として防寒できるアイテムがあった方が良いですが、帽子やサングラス、日傘など日差し対策をしておくと安心です。
乾期のバンコクはPM2.5による大気汚染が年々深刻化していることもあり、特にビーチリゾートがおすすめな季節です。
乾期(11月、12月、1月、2月)のプーケット メリット・デメリット
シュノーケリングツアーやダイビングを目的としている場合にはこの時期が最適です。
プーケットの隣県であるパンガー県から出発するシミラン諸島は雨期の5~10月はクローズし、11~4月のみ訪れることができます。
プーケットの季節:暑期(3月-4月)GW前がお天気&料金共に狙い目
降水量の面から見ると5月の後半から雨期に入ってしまいますので、このブログでは暑期は3、4月としました。
バンコクは40℃近くなる日もありますが、プーケットは暑くても35℃程度なので幾分か過ごしやすい気候と言えます。
問題は過ごし方です。
この時期の寺院巡りや街歩きは命の危険を感じる過酷さなので、できればビーチリゾートでのんびり過ごして欲しいと思ってしまいます。
この時期は波が穏やかで海水の透明度も最も高い時期です。
アクティブ派であれば、ダイビングやシュノーケリング、SUPなどマリンスポーツを楽しむのと良いでしょう。
服装の注意点として帽子やサングラス、日傘など日差し対策はもちろん、日焼け止めの塗り直しや水分補給、ミネラル補給を意識して熱中症対策まで視野に入れて準備をしておくことをおすすめします。
暑期(3月、4月)のプーケット メリット・デメリット
暑期の最大のメリットはソンクラン明けからホテルがローシーズン料金に切り替わることです。
お天気はまだまだ落ち着いているので、この時期に旅行できる人は是非プーケットへ。
ホテルが安くなる4月後半は思い切ってプーケット&ピピ滞在がオススメ
プーケットの季節:雨期(5月-10月)料金的ベストシーズン
雨期になるとモンスーンや雨の影響が出るので、海の透明度は落ちます。
この時期のプーケットしか見たことがない方はそれほど海が綺麗でなかったとガッカリされるかも知れません。
やはり初めてプーケットに来る場合は乾期か暑期がベストでしょう。
5月から10月はホテルが料金をローシズン設定へとり切り替えています。
海の透明度にこだわらなければお得に滞在できるチャンスでもあります。
雨期と言っても雨は1日に2-3回、まとまって降ってすぐに上がり、雨の後は涼しく感じます。
服装の注意点としては、冷房対策として持ち歩く上着を防水加工のフード付きパーカーにしておくと、急な雨をしのぐこともできて一石二鳥です。
大きめサイズの汗拭き用タオルを持ち歩いておくと、雨の後でちょっと腰掛けたい場所が濡れたときにもサッと拭くことができて重宝します。
バンコクと異なる点として、ビーチ周辺であれば雨が降っても人間が歩く道路が冠水することはありません。
短期滞在であれば雨で道が冠水したらどうしようという心配は不要です。
雨期(5月、6月、7月、8月、9月、10月)のプーケット メリット・デメリット
台風の接近がなければ離島ツアーなども問題なく参加できますが、プーケット島のビーチは海の透明度が落ちているので、思い切ってコーラル島やカイ島などデイトリップで行ける離島まで行ってしまうのがオススメです。
さらに雨期は隣県でのバンブーラフティング(筏下り)のシーズンです。
乾期、暑期は川の水が干上がってしまいますが、雨期にはしっかりとした川の流れに乗り、森林でのアクティビティを楽しむことができます。
雨期でも楽しいエレファントスイム
まとめ:プーケットの気候はバンコクとほぼ同じだが大気汚染とドレスコードの心配がない
最後まで読んで頂き有り難うございます(*^_^*)
タイに行きたい!という方は多いと思いますが、行く時期によってはバンコクよりもプーケット良いですよ!とお伝えしたかった!季節の変化によってリゾート地のオススメポイント変わるんです。
プーケット旅行を前向きに検討して欲しい!という気持ちからこの記事を書きました。
タイのエキゾチックさと南国らしいリゾート感両方を感じられるプーケット。是非遊びに来て下さい♪
最期に結論として、初プーケットは雨季以外でお願いします!
さてプーケットでどこに泊まろう?という方はおすすめビーチが分るエリア解説も