プーケットに住んで10年、日本のものが便利で良いに違いない!と一時帰国の度にあれやこれやと購入しタイに持ち込みましたが、結局いらなかったものが沢山あります。
お仕事で任期が決まっている方・永住予定の方、立場が違えば要・不要の考え方も違うので、1つのケースとして参考にしれもらえると嬉しいです。
日本からタイに持ってくる必要がないもの
数年前まで「日本から持ってくるものリスト」に入っていたモノの多くが、2020年頃からタイ国内の通販で簡単に購入できるようになりました。
そのことも踏まえて、タイに持ってくる必要がないものをまとめます。
家電
ジェットウォッシャー(口腔洗浄器) やタコ焼き器など、10年前はタイで購入できませんでした。
そこで、日本から持ってきたのですが、タイで使い始めて早々にうっかり変圧器につなぎ忘れて壊してしまいました。
タイは電圧が不安定なため、変圧器を使っていても壊れることがあります。
バンコクには修理店があるようですが地方で修理は難しく、そうこうしているうちに東南アジアの通販サイトLazadaやShopeeで簡単に購入できるようになりました。
空気清浄機や高性能ロボット掃除機もメーカーのオフィシャルショップから購入すれば偽物の心配もないです。
防寒具
タイでも北部の山岳地帯では冬場気温が下がるので、冬服を売っています。
防寒具はかさ張るので、わざわざ日本から持ってくるならユニクロのウルトラライトダウンくらいで十分です。
タイでも安い調味料(キューピーマヨネーズ、麺つゆ、醤油、味噌、みりん)
「タイのマヨネーズは甘い」「和食用の調味料は高い」
この話を今でもしている人を見ると「それ何年前の話ですかね?」とタイの地方都市にいる私でも感じます。
実際には甘くないキューピーのマヨネーズも安く買えるし、タイのメーカーが作っている安い和食用の調味料も料理に使うには十分な味です(日本のメーカーだと高い)
醤油、味噌、みりん、麺つゆ、マヨネーズ、ソース。
このあたりの定番は、安く買えるので大量に持ち込む必要がなくなりました。
タイに来て間がなく、買い物もままならないという人は余裕ができるまで使う分を持ってくれば良いと思います。
購入できないものや、あまりに高いものは、定期的に日本から送ってもらっています。
→定期的に送ってもらうモノをまとめました
コーヒー豆やハーブティー
10年前ならドリップコーヒーやハーブティーを自宅で楽しむのは、お金持ちの外国人という感覚でしたが、最近はタイでも美味しいコーヒー豆やハーブティーが買えます。
気に入るものを探すのも楽しいです。
ただ麦茶は高級品なので、日本で大量購入してきた方が良いかと。
バス・洗濯・掃除グッズ
シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ボディソープ、石鹸などバスグッズは重量があり、わざわざ日本から持ってくるのは大変です。
タイにも良い商品が沢山があるので、自分に合うものを見つけてみてはどうでしょう?
私は、Sunsilkというブランドおのシャンプーを愛用してますが、日本人の髪質にも合うと人気の商品です。
洗濯洗剤や柔軟剤は、タイでも多種多様な商品が売られています。
ただ、お掃除道具だけは日本ほど充実していない印象です。
クイックルワイパーはタイでも買えますが割高なので、お好きな方はまとめ買いが◎
生理用品
コンビニでも買えます。
日本メーカーの工場がタイにあるので安いです。
虫除けスプレー(ムヒは必要)
あくまで個人的レビューですが、体にスプレーするタイプの日本の虫除けが効きません。
タイメーカーの虫除けスプレーや、レモングラスを使ったナチュラルな商品が沢山あるので、そちらが良いです。
逆に、虫刺され後の痒み止めは日本のものが優秀です。
スポーツ用品(特殊なもの除く)
よほどのこだわりがない限り、通販やスポーツ用品店で良い物が買えるようになりました。
デカトロンがタイにもあり、通販もやっています。
安いし何でもあるので、我が家は2020年のロックダウン時トランポリンを買いました。
コンタクトレンズと保存液
昔は日本から持ってきてましたが必要なくなりました。
コンタクトレンズはスーパーに入っている眼鏡屋さんで購入でき、保存液はコンビニにもあって、どちらも日本と同じくらいの値段で購入できます。
ハードタイプのコンタクトレンズをつけている人は、保存液が入手困難のため、持ち込んだ方が良いそうです。
赤ちゃんお世話グッズ
タイで出産する人、日本で出産してタイに来る人。
色んな不安を抱えていると思いますが、最近はタイに来てからで何とかなります。
私は日本から持ってきましたが、タイで安く買えて機能的にも十分と感じているものをリストアップしました。
- 哺乳瓶
- 粉ミルク
- 搾乳機
- ベビーカー
- おもちゃ(オーボール的な)
- 鼻水吸引器
- 体温計
- 新生児の肌着
- 授乳服
- 布おむつやパンパース
持ってきた方が良いのは、エルゴの様なメーカー品の抱っこ紐。
これは日本で買った方が選択肢があって安いです。
キッチン用品
料理用電子計りや圧力鍋、シリコンスチーマーにダッチオーブン、クッキーの型、ゴムへら、おろし金など、10年前までは日本から持ってこないと入手困難なものばかりでした。
今は、何も持ってこなくて良い気がします。100均の便利グッズもタイで購入可能。
2021年はLazadaやShopeeなどの通販で、安価にそれなりの品が手に入ります。
ただ1つだけ。なぜか良い包丁に巡り合えません。
毎日使うものなので日本で使い慣れたものや、新調しても持ってきた方が良いです。
タイに持ち込んではいけない禁止物
タイに電子タバコを持ち込むのはNG。個人所有でも知らなかったでは済まされません。
罰金の場合も刑として残り、次からタイ入国が困難になる可能性があります。
日本ではあまり知られていませんが、タイでは電子タバコ禁止条例がタイ商務省から2014年12月27日より発令されています。アイコスをはじめ、加熱式のタバコも含まれます。
出典:タイ政府観光庁 電子たばこ・加熱式たばこ(アイコスなど)の持ち込みについて
違反した場合、最高で10年の懲役、または50万バーツの罰金のいずれかが科せられます。
生の野菜やフルーツも持ち込み禁止物になっている品目があるので、うっかりミスにご注意下さい。
まとめ:現地調達できるものを事前に調査してからリストアップを
コロナ禍で人の往来が断たれていた期間、タイでは急速に通販事業が急成長しました。
タイでもHISがアイリスオーヤマも商品を売り出すなど、日本の商品がより身近になっています。
タイでの歯磨き事情をまとめた記事では、歯間ブラシやワンタフトブラシ、舌磨きなど、数年前までタイでの入手が難しかった商品がどこで購入できるかも紹介しています。
→タイで入手できるデンタルケアアイテムに関する情報
今後、海外赴任や長期滞在、移住を予定している人は、現地で何が手に入るのか、最頻情報をチェックしてから「持ち物リスト」を作成することをオススメします。
→沢山荷物を送る際にはアキタシッピングがおすすめです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
普段はTwitterでぼやき、インスタグラムで退屈な写真をアップしています。
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