シミラン諸島の行き方やツアーのスケジュール、実際に行ってみた感想、スピードボートとカタマランボートの違い、ホテル選びの注意点について書きたいと思います!
2023年のお正月!日本から母と弟が遊びに来たので子供たちも一緒にプーケットでの思い出作りをしてきました。
プーケットから近いコーラル島やピピ島など他の離島も選択肢に入れて考えていましたが、どこももう数回ずつ行ったことがあるんだよなぁ…
ということでシミラン諸島ツアーを選んだ結果どうだったか!?紹介していきます。
▼プーケット発着のシミラン諸島ツアー▼
シミラン諸島の行き方は?
シミラン諸島の行き方は、簡潔にいうとオプショナルツアーです。
基本的に1日ツアーはシュノーケリングツアーとダイビングツアーの2つ。
シュノーケリングツアーはスピードボート利用、カタマランボート利用、2階建てカタマランボート利用、ラグジュアリーツアーなどに分かれています。
個人でシミラン諸島行くにしても、船会社で船をチャーターする(たぶんすごいお値段)ことになるので一般的にはツアー会社経由で行く以外に方法がありません。
シミラン諸島の場所はどこ?
シミラン諸島はプーケットの北にあるパンガー県にあります。
地図で見ると距離感がわかると思いますが、プーケットで観光客の最も多いパトンビーチから、船が出るタップラム港までは片道約100キロ、2時間ドライブです。
パンガー県にあるリゾート地、カオラックからは南に20分。
カオラックはプーケットとのリゾートよりものどかな雰囲気でゆっくり滞在したい人や、ダイビング目的の人におすすめなエリアです。
このあと詳しく依頼先を紹介していきます!
シミラン諸島ツアーはどこに依頼する?
【シミラン ツアー】などで検索すると沢山のツアー会社が出てきますが、会社によって取り扱っている船会社が異なりスケジュールやランチのメニューに違いがあるのでツアー内容を読んでお好みの会社を選んでみてください。
私は何社かお見積りさせてもらって今回ブルーマリーンサービスさんにスピードボート利用でお願いしました。
港まで行って知りましたが船会社はFANTASTIC SIMILAN TRAVELさんでした。
しかし後になって残念なことに気づきました!
コロナ前の感覚で、現地サイトから予約した方が安いつもりでいましたが、
お!おい!日本語サイトの方が安いじゃないか!?
→スピードボートで行くシミラン諸島の日帰り旅行

今回私が予約したツアーは大人一人2,600バーツ。
アジア最大級の旅行体験予約サイト【KKday】では7,809円から。
ってことは2,000バーツくらい???
日本語の予約サイトで予約した方が、1人あたり2,000円近く安いことが判明してしまいました…。
ツアー内容はほぼ同じです。
手配も問い合わせも日本語ですし、旅行で来る方にはこちらをおすすめします。
▼プーケット発着のシミラン諸島ツアー▼
シミラン諸島ツアーのスケジュールは?
私が参加したスピードボート利用のツアースケジュールです。
ラグーナ地区から参加したので、前後30分は日程が短縮されました。
船会社同士で1つのシュノーケリングスポットに人が集中しないようスケジュールをずらしているので、滞在する島の順番は前後することがあります。
シミラン諸島スピードボートツアーの体験記
実際に参加した体験記を写真と共に紹介していきます。
ホテルお迎え時間は6時45分、私たち以外にフランス人男性のグループ1組、タイ人のカップル1組の3組が乗り合いでタップラム港を目指します。
朝のドライブは道も空いていて車窓からの風景も目新しく、1時間以上乗っていたとは思えないほどあっという間に到着しました。
到着後はカウンターでパスポート情報を記入してチェックイン。
このときグループごとに大きなビーチバックを渡され、その中にゴザとバスタオルとシュノーケリングセットが1人1つ入ったものを受け取り、乗る船を識別する色違いのリストバンドをつけます。
スマホにパスポート情報を入れておくと便利です。

写真を撮らなかったことが悔やまれますが、軽食が思った以上に充実していて嬉しかったです!
飲み物はコーヒー、紅茶、ジュースが3種類と水
食べ物はお粥にビーフン炒め、トースト(サンカヤクリームやジャムが豊富だった)
ホテルの朝食時間前にお迎え時間がきても、港に到着してから十分食事できます。
ボートのツアーでは参加時にサンダルを回収する船会社もありますが、今回利用したところでは回収されませんでした(そして娘は白い砂と同化したサンダルを忘れる)
なんだかんだで9時前に軽食休憩場所でツアーの説明が始まり、10分程度で船へ!
リストバンドの色ごとにボートクルーが呼んでくれるので、今日一日お世話になる皆さんと一緒にいざ出発。
今日はこのいかにも陽気そうなお兄さんについていきます!

乗船後すぐに冷たいお水と飴が配られます。
沖に出る前に漁業エリア的な?場所で減速するので、ボートでお世話してくれるスタッフの紹介と日程の再確認。
そして約1時間の船の旅。

シミラン諸島No.8に到着。
集合時間を聞いてからボートを降りて上陸!

シミラン諸島と言えばこの岩のイメージ。
セイルロックのあるシミラン諸島No.8に降り立ってみると、スキー場にきたときと同じアノ感覚が!
『砂が白くて眩しい!!!』
とにかくプーケットにあるどのビーチでも見ることはできない、白い白い目の細かいパウダー感のある砂!
豊かな自然に囲まれた場所であることを感じます。

日陰にゴザを引いてベースを作ったら、早速シュノーケリングへGo!
小さな子供でも足が付く範囲で十分に泳げて、波もなく、いろいろな種類の魚がいます。
逆にプーケットから近いコーラル島やカイ島にたくさんいる黄色と黒のシマシマ魚はいませんでした。

集合時間になったら再び船に乗り込み船からのシュノーケリングへ。

シュノーケリングポイントを回ったのですが場所はちゃんと聞いてませんでした…
でもとにかくウミガメと色んな種類の魚を見ることができて満足です!
港でGo Proの貸し出し1,500バーツというのもやっていて、潜りが得意な人は良いものが撮影できそうだと思いました。
この後はシミラン諸島 No.4にてランチ~フリータイム
ランチ会場でバタバタしていて写真は忘れましたが、プレートでセットになった食事を受け取って席を取って各自食べる方式です。
方向音痴な方はココで迷子にならないよう、同じボートの人と行動を共にした方がいいと思います。
量は充実していますがかなり辛い料理が出たので苦手な方はノースパイシーでリクエストすると子供用の辛くないメニューがもらえます。
唐揚げ、卵焼き、蒸しシーフード、イエローカレー/トムヤムクン、つみれボール、白米、フルーツというような献立だったと記憶しています
食後は船との待ち合わせ場所であるビーチに移動しリラックスタイム。
近くにトイレもあり、見渡しのいい小さなビーチなので安心して過ごすことができます。

この後は再び船に乗り込んでタップラム港を目指します。
シュノーケリング後もそうですが、乗船するたびに冷たいお水やコーラ、お菓子をすすめてくれて、水分補給の心配などはありませんでした。
帰りの船内では子供たちはもちろん私も爆睡…太陽の日差しを大量に浴びて海で泳いだ後の疲れが出ます。
島を15時に出て港に着いたのは16時半ごろ。
帰りの港でも軽食休憩があるので、タイらしいお菓子やサンドイッチをつまんでコーヒーで一息入れたら、シャワーを浴びて着替え。
バンに乗り込んでから2時間弱でホテルに戻ることができました。
シミラン諸島に行くときの注意点5つ
Booking.com
今回シミラン諸島に行ってみて、どんな人といつ旅行に行くかによって注意した方がいいことがあると気が付きました!
そこでシミラン諸島に行く際の注意点を5つにまとめます。
シミラン諸島ツアーのベストシーズンは?
シミラン諸島は1年の半分のみオープンする特別な海です!
オープンしている中でも11月や5月は雨期の影響を受けて悪天候に見舞われる可能性があるので、私が行くなら12月から4月の間に行きたいと思います。
旅行の時期にもよりますが、この時期には年末年始、旧正月、タイのお正月であるソンクラーンが含まれるので、日によってはツアー自体が混雑するかもしれません。
往復送迎の道路が混雑することや、混載車で色々なホテルのお客さんと乗り合いするために移動に時間がかかることも考慮に入れておくとオススメです。
シミラン諸島はシュノーケリングだけで楽しめる?
ダイビング経験がない私としては、自信を持って「シュノーケリングだけでも楽しい!ビーチの砂の白さに感動できるし島の雰囲気も味わえる!」と言えます。
もちろん水中の景色が美しいことで有名なシミラン諸島なので、ダイビングに興味がある方は同行者によってシュノーケリングかダイビングかでツアーを選択すると良いのではないでしょうか?
プーケットからシミラン諸島に行くときのホテルは?
宿泊するホテルは先に決めてしまっている場合もあると思いますが、旅行の予定と一緒にホテルのエリアを考えている方にはお伝えしたいことがあります。
パトン、カロン、カタ、プーケットタウン地区など人気の宿泊エリアの場合にはツアー代金に含まれる往復送迎を利用できます。
ナイトン、ナイヤーン、ラワイ、ナイハーン、ケープパンワ地区など、通常の送迎ルートから外れている場合には個別に追加料金が発生する旅行会社が多いです。
シャロン、カマラ、スリン、バンタオ、ラグーナ、マイカオ地区などは会社によって異なるので、ツアーを選ぶとき注意事項を確認することをおすすめします。
→在住者によるプーケットのエリア紹介
シミラン諸島は子連れやお年寄りと一緒でも行ける?
今回のツアーは5歳と8歳の娘に加え65歳の母も同行しました。
5歳と8歳はスピードボートツアーで全く問題なく参加できました。
3回あったボートからのシュノーケリングタイムのうち初めの1回は『怖いから』という理由で5歳の娘は海に入りませんでしたが、おかげで8歳の娘と私は水中で本物のカメさんと一緒に泳ぐことができました!
また、参加の際に全員のパスポート情報を提示するので、旅行会社の方から
『60歳以上の方がご一緒でしたら、双胴船で安定感のあるカタマランボート利用ツアーがおすすめですよ!』
と教えていただきましたが、母もまだまだ元気だし、今回はスピードボートでいけるかな?と思いましたが…実際は結構キツかったです。
高齢の同行者がいる場合、ボートでの移動時間が1時間強あるので、衝撃に備えた姿勢で踏ん張らなければいけないスピードボートよりも、もう少しリラックスして座っていられるカタマランボートが良いと思います!
シミラン諸島ツアーの船酔い問題は?
スピードボートツアーに参加して「コレ船酔いする人は辛いだろうな!」と感じました。
同じ船に乗っていた外国人夫婦の奥様何名かはあからさまにグロッキーな様子…
ボートクルーは船全体を見渡して常に辛そうな人がいないかチェックしながら飴を配ったり、リラックスできるようギャグをかまして場の空気に物凄く気を使っているのが分かりました。
全く同じ船会社のツアーを、日本語サイトから安く手配できるので、プランや参加者のクチコミをチェックしたいという方はこちらへ↓
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▼プーケット発着のシミラン諸島ツアー▼
最後まで読んでいただきありがとうございました!
プーケット滞在中のオプショナルツアーって悩みますよね。
旅行会社のツアーページだけでなく、実際に行った人の話が知りたい!という方はぜひ他の記事ものぞいてみてください。
→ピピ島1日ツアー体験記